この記事では、本サイト内で 2025 年に公開したブログ記事や、公開したプロジェクトについて振り返ります。

本記事を含めて 8 本のブログ記事を公開しました。そのうち「Web Sustainability Guidelines(WSG)の紹介」は、新規ではなく 2023 年に公開した記事の改訂版です。

2023 年は 43 本、2024 年は 20 本でしたので、本数は大幅に減少しました。単純に 5 月までは記事を書く余裕がなかったこともありますが、6 月以降もペースを取り戻すことができず、月に 1 本程度の公開となりました。

このように本数こそ少ないですが、事前調査やデモ作成をとおして、多少は新たな試みや独自の視点を持たせた記事を執筆できたと感じています。そもそも、自己研鑽のために書いている側面が大きいので、引き続きこの姿勢を維持していきたいと考えています。

View Transitions に関しては、2023 年 2 月の記事で、今後使用していきたい CSS の機能としてピックアップしていましたが、ようやく腰を据えて仕様と向き合い、記事にすることができました。

今後の候補として、まずは Anchor Positioning 関連の記事を考えています。また、View Transitions のクロスドキュメントの遷移にフォーカスした記事や、ウェブサステナビリティや HTML Web Components に関する記事も追加していきたいです。

2025 年に公開したプロジェクトは、以下の「FEATGRAPH」のみでした。

FEATGRAPH

web-features のカタログデータを使用して、グリッドシステム上に図形を描画するデザインプロジェクト。

web-features のデータが更新されるたびにビルドする必要があるので、メンテナンスの手間はかかるのですが、実用性を兼ね備えたプロジェクトになりました。

また、大量の DOM 要素が存在するケースや、JSON データを非同期で取得するケースにおける、パフォーマンスの最適化を考えるうえでも学びが得られる機会となり、結果的にブログ記事(「実践ウェブパフォーマンス改善 #1 CSS セレクタ」)を書く動機につながりました。

なお、「2024 年の振り返り」の時点では、以下の 2 つのプロジェクトの構想がありましたが、いずれも実現できませんでした。

  • ポモドーロタイマーのウェブアプリ
  • ゲーム形式の学習アプリ

前者のポモドーロタイマーは、わざわざウェブアプリを作成する動機が薄れてしまったのですが、後者のゲーム形式の学習アプリについては、初期段階のコンセプトはあるので、なんとか形にできればと考えています。

昨年末の記事では「国内外での出来事が目まぐるしく、例年にも増して圧倒的なスピードで月日が過ぎ去っていった」と書きましたが、今年はさらに加速していき、これまでの常識や価値観が簡単に覆される可能性のある、非常に不安定な世の中を生きていると感じています。

ウェブサイトを制作したり、情報を発信したその先には、受け手となる人間がいるという当たり前のこと——誰もがそれまで生きてきた経験や現実の生活があるということ——を忘れずに、「ウェブの本質」とは何かを問い続け、自己のスタンスや今後の活動を模索していきたいです。